「フコイダン(フコース)」は、1913年にスウェーデンのKylinと
いう人によって発見されて以来、研究が重ねられて、
健康食品、代替医療(治療)の原料として注目されて
きました。
フコイダンとは、もずくや昆布などの海藻から
抽出された成分であり、最近、代替療法として
「低分子フコイダン」による療法が、大腸がんや
乳がんなどの癌を始めとする様々な疾病に
推奨されています。
特にフコイダンの、抗がん作用が大きな期待を集める
ことになったきっかけは、1996年に開催された
【第55回 日本癌学会】でのことでした。
「フコイダンには、正常細胞に ほとんど影響を与えず、
がん細胞だけをアポトーシス (細胞の自然崩壊)させる
作用がある」という研究成果が発表されたのです。
みなさんご存知のとおり、『 がんに効果がある 』 と
言われてきた健康食品は、フコイダンよりも前に、
これまでにも数多くありました。
たとえば・・・アガリクス、メシマコブ、プロポリス、
サメ軟骨、AHCC などなど、その数は、とても
一度には名前を覚えきれないほどです。
しかしそれらは、直接がんに効く(アポトーシス=自殺)と
いうのは学会でも実証されておらず、免疫力を上げて
それでがんに対抗するといったものでした。
しかし、『 フコイダンは、がんに直接働く(アポトーシス
=自殺) 』 ということで、 この発表は、実際にがん治療に
あたっている医療関係者をはじめ、テレビや雑誌などの
メディアからも大きく注目されました。
その後もフコイダンの研究はすすめられ、多くの場所で
研究者がフコイダンパワーの研究結果を報告されています。
第18回 糖質シンポジウム (1996年 8月)
第20回 糖質シンポジウム (2000年 7月)
第69回 日本生化学会 (1996年 8月)
第55回 日本癌学会 (1996年10月)
第56回 日本癌学会 (1997年 9月)
第20回 糖質シンポジウム (1998年 7月)
第57回 日本癌学会 (1998年 9月)
第72回 日本生化学会 (1999年10月)
第58回 日本栄養・食糧学会大会 (2004年 5月)
第59回 日本栄養・食糧学会大会 (2005年 5月)
第65回 日本癌学会学術総会 (2006年 9月)
☆おもな学会発表
● 1996年日本がん学会
三重大学(田口博士・天野博士)の発表
生理食塩水に溶かしたフコイダンの溶液を、ヒトの
ガン細胞が入った培養液に加え実験。その結果、
フコイダンの溶液を入れたガン細胞はすぐに細胞のまわり
(輪郭)が崩れ始めました。
24時間後にはほとんどのガン細胞が死に、消滅していました。
田口博士によると
「ガン細胞の形が崩れガタガタになって小さく壊れた状態、
これがアポトーシスによる典型的な死に方です」
だと説明。
● 2004年日本栄養・食糧学会大会
秋川研究所 (谷博士・大石博士) の発表
がん細胞の自然死(アポトーシス作用)を誘導する
低分子の物質(AIF)をみつけ、検証。
実験では、ネズミの肺がん細胞、人の皮膚がんへ
フコイダンからとったAIFを加える。
結果、4時間後には、約60%のがんが自然死
5時間後以降には、約80%のがんが自然死
さらに、このAIFをヒトの正常な細胞にたくさん加えても、
ヒトの正常な細胞は自然死しなかったのです。
つまり、フコイダンにふくまれるAIFには、
がん細胞だけを自然死にみちびき、正常な細胞には
なんの影響もないことがわかったのです。
● 2005年日本栄養・食糧学会大会
秋川研究所 (谷博士・大石博士) の発表
がん細胞の自然死(アポトーシス作用)を誘導する
低分子の因子(AIF)のさらにつっこんだ研究。
実験では、ネズミに肺がん細胞を移植して、
AIFを飲み水にまぜて自由に飲めるようにし、
その後のがんの進行状態をしらべた。
結果、AIFを飲み水にいれたグループのネズミは、
AIFを入れなかったグループにくらべ 生存率があきらかに
あがった。
また、転移した場所とがんの細胞の大きさはともに、
低下していた。 この傾向は、AIFの濃度がこくなるほど
強まった。
さらに、がんをみつけてがん細胞を攻撃する細胞の数が
あきらかに増加したこともわかりました。
これらの実験の結果から、フコイダンにはつぎの作用が
確認されています。
正常な細胞は傷つけず
■1 ガン細胞を自滅させる、「アポトーシス作用」
■2 もともともっている「免疫力を強くする作用」
■3 ガン細胞の栄養補給路を断つ、「血管新生抑制作用」
■4 ガンの転移を抑制作用
フコイダンには、こうしたがん細胞に直接働きかけて
アポトーシスをうながし、増殖を止め、自然崩壊させて
しまう作用があります。
よって、フコイダンが代替療法のなかでも高い評価を得て、
多くの医師が がん治療の現場にフコダインを取り入れて
いる最大の理由がここにあるのです。
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